本日の一曲――If / Pink Floyd |
で、歳月が流れて、果たして良さがわかるようになったのかというと・・・うーん、まぁ、あの頃よりはわかってきた、と思う。というかそんな気になっている。
最近なぜか2曲目の「If」が頭の中をグルグルしていて、気分は「アンニュイ」です(笑)。冒頭の組曲でもうろうとした頭に、このシンプルさがなにやら心地よい。メロディはフラットだし歌詞も特別な内容ではないと思うのだが(わからないけど、多分)、なんとなく耳障りがいいのだ。大曲の次という位置がまたいいのだと思う。1曲目と2曲目が逆だったら、この曲は全く映えなかったんじゃないか・・・と言ったら言い過ぎだろうか。
あ、でも考えてみたらレコードだと、コレがB面のアタマってことになるのか。A面を聴かずにいきなりコレから入ることもできたわけだ。(もちろんCDでもできます。ただ跳ばせばいいだけなんですから・・・:笑)でも、やっぱり一曲目とペアで聴きたいなぁ。レコードだったらあまり間をあけずにテキパキとすばやく盤をひっくり返したいところだ。
アコギで簡単に弾き語りできそう(?)な錯覚に陥れるところもいい(笑)。まぁ、もちろん簡単ではないでしょうけど、ちょっと暗そげに弾いてみたくなります。もちろん薄暗い部屋で(笑)。
決して沢山聴いたわけではないので、言い切ってしまうのもどうかと思うのだが、ピンク・フロイドってやっぱ暗い・・・と思います。この暗さを心地よいと感じる時もあるし、断固拒絶したい、と思う時もある(笑)。思いきり奥が深いバンド、ってことなのでしょうね。
「狂気」以降のはかなりしつこく聴いているのですが。
>ピンク・フロイドってやっぱ暗い・・・と思います。
僕はすべてがそうだとは思いませんが、「アニマルズ」はかなり暗いと思います。
当時リアルタイムで聴いていたころ、あの辺(akiさんがご存じの場所)はかなり僻地で、夜になるとカエルの鳴き声がすごかったり、犬(野犬?)の遠吠えもよく聞こえたので、アルバムから聞こえてくる犬の遠吠えが外から聞こえてきたのと勘違いしました。^^;
「アニマルズ」、聴いたことないです。
「動物たち」なんて、楽しそうな明るいタイトルですけど、やっぱり暗いんですか・・・。
>夜になるとカエルの鳴き声がすごかったり、犬(野犬?)の遠吠えもよく聞こえたので・・・
ナルホド。あの辺りはそんなでしたか(笑)。闇も深かったことでしょうね。
私は「原子心母」「おせっかい」「狂気」「炎」ぐらいしか聴いていませんが、とりわけ「炎」の暗さが骨身に染みます(笑)。