Avalon / Roxy Music |
そうですねぇ、このアルバムについては突っつけば(?)色々書けそうな気がします(笑)。
まず、このジャケですけど、恥をさらけだすようですが、まぁ、今更ってかんじもしますので(汗)己の勘違いを白状してしまいましょう。
右側の鳥はいいとして、左側の物体をなぜか「亀」である、と私は長いこと思い込んでいました・・・。どデカイLPサイズでよーく見ていたはず・・・?なんですけどねぇ。まぁ、遠目に見れば亀に見えなくもない(?)かもしれないけど、よく見りゃ仮面を被った人の後姿である、ということはまるわかりだし、第一こんなヘンな亀がいるわけない!(笑)頭もヘンだし、手もヘンだし、第一どうして亀が2足歩行で立てるんだ・・・!?
そう、言うまでもなくこれは、右手に鳥を留まらせて、仮面をかぶった人(多分男性)が夜明けの湖面を眺めている、という絵でありましょう。しかし、このアルバムはこれが例えば2足歩行の亀であったとしても何の違和感もない(?)と思わせてしまうような、そんなちょっと幻想的な「アヴァロン」な内容なのである。(・・・ホントかよ:汗)
――と、ここまで書いてきてAvalonってどういう意味なんだ・・・?と調べてみたら、イキリスのどこかにあるとされるアヴァロン島という伝説の島のことを指すそうで、語源は「妖精の世界、または冥界を指すブリタニック語の「アンヌン(Annwyn)」が英語化したものという(by Wikipedia)」だそうです。まぁ、妖精の世界ならあながち2足歩行の亀がいてもおかしくはない・・・と。(←しつこい)
さて、中身ですが、これはもう実に「アヴァロン」なわけで・・・(笑)そうですね、これで「完成」してしまったのでしょうね、きっと。そんな文句のつけようのない作品だと思います。「極めて」しまったわけなので、これで解散というのも納得できます。
随分と久しぶりに聴いたけど、音がちょっと薄っぺらというか、立体感がない、というか・・・気のせいかなぁ。当時LPで聴いた時にはもっと立体的に聴こえていたような気もするのだけど・・・。でも、曲はやはりおしなべて良いですな。タイトルナンバーとインストの2曲はとりわけ光ってるといえそうだ。
このアルバムは当時結構聴き込んで、"More than this - there is nothing"とか"Much communication in a motion, without conversation or a notion"とか、歌詞が妙にカッコ良くて一時心酔していたものだった。だからといってブライアン・フェリーのこの声に酔っていた、というわけではないのだけど、この曲調に、この詞に、この声はマッチするなぁ・・・とは思っていた。まぁ、こういう声は好きキライが分かれそうですが。
余談ですが、これと前後してリリースされた「ハイ・ロード」というライヴ盤のミニアルバムがあったのだが(今は廃版になってるみたいですね)その中でジョン・レノンの”ジェラス・ガイ”をカバーしていて、これがあまりにも良すぎて、のけぞってしまったのを覚えている。ジョンへの追悼ということで、'81,2年頃のツアーでやっていたのでしょう。そもそも女々しい歌詞なのだが、フェリーにかかるとその女々しさが何倍にも膨れ上がり、ある意味オリジナルを超えている、と断定したい。まぁ、魅力あるボーカリストであることは確かでしょう。
――と、やたら筆が進んでしまう愛着もある作品ではあるのですが、それでもなぜか前作のFresh And Bloodの方が好きだったりします・・・。
「アヴァロン」ですか・・・これは私もはまりました。
今でも車中でよく聞いてます。
なんかね、「空気」を感じるんですよね。
ただ、当時はトリオでジャムとかXTCとかラモーンズみたいな「パンク・バンド(懐)」をやっていたので大っぴらに「好きだ」と言い難かったという、ほろ苦い思い出があります。
「亀」は私も同様の記憶があります・・・鶴と亀・・・?みたいな。
第一印象でね、そう思いました。
>なんかね、「空気」を感じるんですよね。
あー、わかるような気がします。このアルバム、独特の空気感みたいなものがありますよね。
>大っぴらに「好きだ」と言い難かったという、ほろ苦い思い出があります。
このアルバム、AOR寄りっていうイメージがありますものね。パンクやってて大っぴらに好きとはいいにくいか・・・(笑)
>「亀」は私も同様の記憶があります・・・鶴と亀・・・?みたいな。
やっぱり見えますよねぇ、亀に(笑)
私はその第一印象を疑うことなく、長年信じていたというあたりがやっぱりフツーではないんだろうと思います(汗)
(話は変わりますが)ライブは都合がつかずに伺えませんでした。
次回を楽しみにしております!
「ハイ・ロード」に関して書かれているブログ記事を検索していてたどり着きました。
「ハイ・ロード」の"ジェラス・ガイ"は本当に良いですよね♪
オリジナルを超えていると、僕も思います。
それにしても"亀"ですか(^0^)
そう言われると、段々そのように見えてきます(^^;
事後報告ですが、拙ブログ記事の文中よりリンクさせて頂きました。
宜しくお願いしますm(__)m
はじめまして!ご訪問ありがとうございます。
>それにしても"亀"ですか(^0^)
ハイ・・・恥ずかしながらそう信じて疑いませんでした。思い込みとはオソロシイ・・・(汗)
トラックバックありがとうございました。
先ほど貴ブログにもお邪魔しました。内容も濃く、自分の「亀発言」が返す返すも恥ずかしいです・・・(笑)
こちらこそよろしくお願いしますm(__)m
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