本日の1曲 -- Rikki Don't Lose That Number / Steely Dan |
こんな時はどんな曲が聴きたくなるのか・・・といえば、スティーリー・ダンです。私の場合。
2,3年前の今頃の時期にもハマっていたんですが、爽やか路線よりもウェット寄りというか、ドナルド・フェイゲンの粘っこい(ネチっこい?)ボーカルがなぜか恋しくなる(?)みたいです(笑)。ここ数日頭の中をブンブンとリピートしているのが、かの"Rikki Don't Lose That Number(リキの電話番号)"。1974年リリースの3rdアルバム「Pretzel Logic 」からの1stシングルで全米4位まで上がったようです。この曲は本当にいい!何がいいって、ネバネバ系ボーカルももちろんですが、魔法のようなメロディラインがなんといっても最高です。
おや?これは・・・?と思わず耳を澄ませて聴き入ってしまう不思議なイントロからして曲者的なニオイがプンプンだし、サビの部分(♪Rikki don't lose that number, you don't wanna call nobody else~♪)のコード進行なんて、誰が何と言おうと(←別に誰も何も言わないだろうけど:笑)鳥肌モノです。なんなんだよー、もうー、・・・と机をバンバンバンと3回叩いてひれ伏してしまうのがお約束(笑)。
スティーリー・ダンはホント、いい曲が多くて私も以前にいくつか書きましたけど、こういうやや捻りの効いた、それでいてどこまでも良質なポップ感覚あふれる作品はやはり彼らの最高の武器といえるのでしょう。
ちなみにもし遠い将来(あるいは近い将来?)犬を飼うことになったとしたら、是非「リキ」という名前を付けたいなぁ・・・などと妄想してます(笑)。愛犬にリキ・・・うーん、それだけで(?)かわいい!(ホント?)
この曲の大意は、失意で故郷に帰るリキという友人に、気が変わったら電話してこい、という内容です。
タイトルを直訳すると、「リキ、その電話番号をなくすな」となります。
本当は「リキの」じゃなくて「俺の」電話番号なんですね。
どうも、こちらこそご無沙汰でした。
>タイトルを直訳すると、「リキ、その電話番号をなくすな」となります。
>本当は「リキの」じゃなくて「俺の」電話番号なんですね。
なるほど、リキさんに呼び掛けているわけなんですね。
3人称なのになんで"don't"なんだろう、とちょっと引っ掛かっていたのですがスッキリしました。
「リキはその電話番号をなくさない=その番号に執着している」みたく思っていたのですが、全然意味合いが違ってきますね(笑)